地域包括ケアシステムとは

役立つ福祉の話

2025年には75歳以上の方が2,000万人になると予測されており、もし介護が必要となっても7割以上の方が住みなれた住宅での介護を希望されております。医療についても国民の6割以上の方が自宅で療養を希望しています。
これまでの病院完結型の医療から地域完結型への変革をし、在宅医療・介護の一体的なサービスの提供体制が必要とされていきます。そして地域の特性に応じて「ご当地ケア」を作り上げていくことが肝要で「地域のちから」が重要であります。
地域の医療・福祉サービスを含めた様々な生活サービスが日常の生活の場(日常生活圏域)で適切に提供できるような地域の体制といえるでしょう。

地域に暮らす一人ひとりの暮らし方に関する選択と心構えをしっかりとした土台とし、医療・介護・リハビリテーション・保健・予防といった様々な関係がネットワーク化を図って連携を保つことです。

病気になったら病院へ通院・入院し、住まいへ帰る。介護が必要であれば通所・入所のサービスを受ける。
それを自分の住まいの近くで完結していきましょう。

それが地域包括ケアシステムです。

地域連携室では、患者様やご家族様が、不安や悩みなどなく安心して
療養生活をお過ごしいただけるよう、ソーシャルワーカーが、生活上の様々な
医療相談をお受けしております。

些細なことでも構いません、心配事やわからないことがありましたら
地域連携室のソーシャルワーカーにご相談ください。
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