お薬と食べ物は仲が悪い?

お薬の話

お薬と飲食物の相互作用をご存知ですか?

あるお薬と他のお薬を一緒に服用した場合にそれぞれの作用を打ち消しあう、あるいは他方の作用を増強するなど飲み合わせの悪いことを「薬の相互作用」といいます。

食物でも古くから言い伝えがありますね。
例えば、「てんぷらとスイカを一緒に食べるとお腹をこわす」、「うなぎと梅干を一緒に食べてはいけない」などです。
「てんぷらとスイカ」については、スイカの水分によって胃酸が薄められるため、てんぷらの消化が悪くなったり、冷たいスイカによっててんぷらの油が凝固し消化が悪くなるなどの説があります。
しかし、「うなぎと梅干」の食べ合わせについては悪いという根拠はなく、うなぎのビタミンB1も梅干のクエン酸もどちらも疲労回復に役立ちます。

お薬の相互作用については、食物のように言い伝えなどではなく、必ず科学的な根拠があります。
服用しているお薬が2剤以上になる場合はお薬の説明書などをよく読みましょう。

では、お薬と飲食物には飲み合わせや食べ合わせの悪いものは無いのでしょうか?
実は沢山知られています。
まず、アルコールです。
特に睡眠薬などはアルコールにより作用が増強され、健忘症などの副作用が起きることがあります。
眠れないからといって睡眠薬をお酒で流し込んでしまうなどは決してやってはいけない服用方法です。
また、降圧剤を服用している方に関係するのが、グレープフルーツジュースです。
ほとんどのお薬は体内で効果を表した後排泄されます。
降圧剤のある種類ではグレープフルーツジュースの成分によって排泄が阻害され血中の濃度が高くなるためにお薬の作用が増強されてしまいます。

このような相互作用についてもお薬の説明書に書かれてありますが、服用している方の個々の生活に合わせて書かれてはいません。
服用しているお薬が、その効果を十分発揮するようにお薬や飲食物の相互作用について知りたい方はお気軽にご相談ください。

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