足の血管の病気

検査のお話

 最近、足が浮腫んだり、歩行時に足が痛むことはないですか?
もしかしたら、それは閉塞性動脈硬化症の現われかもしれません。

今回は足の血管、下肢動脈の病についてお話ししたいと思います。

足の動脈は、指先に向かって血液を送り、酸素と栄養を供給します。
血管が詰まってしまうと、そこから先には十分な血液が流れず、酸素不足・栄養不足となり、さまざまな障害が出てきます。

☆閉塞性動脈硬化症とは、、、、、☆

足の動脈硬化が進み、血管が細くなったり、詰まったりして血液の流れが悪くなる病気のことをいいます。
動脈硬化の主な原因は、以前『あなたの動脈硬化度』のところでもお話ししたように、高脂血症・高血圧・喫煙・糖尿病などが考えられています。
足に動脈硬化がある場合は、他の心臓や脳につながる血管にも動脈硬化による病変が起きていることが多いといわれています。その為、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などを合併してしまうリスクがあります。

閉塞性動脈硬化症の症状としては、歩行障害が最も典型的で、歩くことにより痛みが生じ、しばらく休むと痛みが治まる【間欠性跛行】と呼ばれる症状が現われます。寝たきりの方などは、症状が出ずに見逃してしまうことがあります。また、血管が狭窄・閉塞することにより、血液の流れが悪くなり「しびれ・冷感」を伴うときもあります。


間欠性跛行





さらに症状が悪化すると、安静時でも痛みが出てきたり、血液の流れが悪くなっている場所から壊死・潰瘍が生じます。

当院では以下の検査を行って動脈硬化の程度を調べることができます。



☆検査方法☆

  ・動脈硬化検査(ABI/CAVI):血管の硬さ、つまり具合を確認します

  ・下肢動脈超音波検査:血液の流れ、血管の詰まり具合、血栓の有無の確認を行います

  ・造影CT検査:より詳細な血管の情報を得ることができ、血管の狭窄の程度が分かります

ABI検査

        ABI/CAVI検査


☆閉塞性動脈硬化症にならないようにするためには、、、、?☆

  高脂血症・高血圧・喫煙・糖尿病、肥満、ストレス、運動不足など
  動脈硬化症になりやすい因子を取り除く事が大切です。
  規則的に、適度な運動を行い、バランスのとれた食事、
  十分な休養と睡眠をとるよう心がけましょう。
  ストレスをためないことも大切です。






  最近、「歩くと足が痛いくなる、足が浮腫んでいる、色が悪いかもしれない」など少しでも気になる方は、お気軽にご相談ください。

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