食品のアレルギー表示

栄養科コラム

食物アレルギーは食事をしたときに、身体が食物に含まれるたんぱく質を異物として認識し、自分の身体を防御するために過敏な反応を起こすことです。
主な症状は「皮膚がかゆくなる」「じんましんがでる」「咳がでる」などがあります。重い症状になると「意識がなくなる」「血圧が低下してショック状態になる」ことがあり、非常に危険な場合もあります。

現在のところ有効的な治療法は確立していないため、原因となる食物を食べないことが予防・治療となっています。
厚生労働省では7品目の食品(卵・乳・小麦・えび・かに・そば・落花生)を表示義務化し、18品目を任意表示として情報提供をしています。
しかし、表示しなくてもよいとされている加工食品が以下の通りあります。
アレルギーのある方は十分気をつけてください。

店頭などで量り売りされる惣菜
パンなどその場で包装されるもの
注文して作る弁当
容器包装の面積が30㎝²以下の小さなもの

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